林道子のみちみち日和

サンゴ礁 追想

ここのところ、すっかり夢中になっている水族館での撮影…
もっぱら最初のきっかけとなった  しながわ水族館  に通ってばかりいましたが、先日、押上での仕事帰りに  すみだ水族館  へも行ってみました。東京スカイツリータウンにできた最新の水族館…ということでも興味があったけれど、小笠原の海の生き物や、生きたサンゴを見られる… との事前情報を得て、とても楽しみで、年間パスポートを買ってしまいました!

水辺の環境を研究しているところや、クラゲの飼育段階やサンゴの育成状況を見せてくれたり…といった研究員や飼育員の方たちの仕事場の一部を、ガラス張りで私たちに見えるようにしてくれているラボ展示のコーナーもあり。そういう見せ方の工夫にも、好感がもてました。

なかでも、とりわけ心に残ったのは… やっぱり「光と水のはぐくみ~サンゴ礁~」のコーナーの、生きたサンゴたちの展示。ちょうどこの春、新たな”サンゴ水槽”が誕生したとのこと。水族館での飼育は難しいとされているサンゴを沖縄の海から移植し、人工海水で飼育して最終的に沖縄の海に返すという環境再生プロジェクトをスタートされているんだそうです。

沖縄のサンゴの白化現象のニュースに、ずっと心を痛めていた私には、その取り組みそのものがとても嬉しかったけれど。サンゴ水槽、ほんとうに美しかった♪♪


生きたサンゴは とてもしなやか。水槽のなかの水流に ゆらゆら 揺られています

お椀のような形、すり鉢のような形、脳みそのようなもの、ツノのようなもの… 

色とりどりの様々な姿態のサンゴ… 見ていてちっとも飽きません


水のなかに射し込む光が、キラキラ輝く温もりのある太陽光でないのは残念ですが… LEDの照明に照らされたサンゴたちも…それはそれで青みがかって美しい。

サンゴは
サンゴ虫という1cmにも満たない小さな動物の集まりで、サンゴ虫の体内に共生している植物プランクトンの褐虫藻が水中に射し込む光を浴びて光合成をして、サンゴ虫にも栄養を与えてもいるから… サンゴは褐虫藻が光合成をしやすいように、太陽光の届く浅い海で光の強い方向に伸びて行くことで、褐虫藻とともに支え合って生きているのだそう。 

また水温が上がってしまうとサンゴ虫の体内から褐虫藻が逃げ出して結果的にサンゴも死んでしまう(白化)ため… 

人工的な飼育環境でサンゴも褐虫藻も健やかに育っていくためには、コンスタントに光を当てやすく発熱しにくいLED光源があって初めて、このような水族館での飼育も可能になったのでしょう。

昼のサンゴは、褐虫藻との共生関係により、光の方へ伸びていく植物のような顔をもち… 夜のサンゴは、イソギンチャクのように触手(ポリプ)を使って獲物を捕らえて口に運んで食べる動物の顔をもつ

サンゴがたくさん集まってサンゴ礁が造られる熱帯の澄んだ美しい海には、栄養となるプランクトンが少ない(だから海が澄んでいて光合成をしやすい)。 一方、サンゴ礁は「海の揺りかご」と呼ばれ、隠れ家や産卵場所を求めて、たくさんの海の動物が集まってくるから、結果的にサンゴの餌となる小さな生き物や卵たちも多くなる。 自然界の美事な生命の連鎖…生物多様性の宝庫。

2月の半ばすぎに久しぶりに水族館に行ったときのことを記した「Aquarium」でも触れたけれど… かつての、私自身の南の海のサンゴ礁での、ほんとうに至福のシュノーケリング体験のことを憶い出しながら… 

ずいぶんこのサンゴ水槽のまわりに長居をして、名残惜しく帰りかけると、出口に通じるロビーのアクアキューブでも、サンゴにまつわる素敵な展示がありました!

サンゴの骨格(Skeltons of corals)

ここでのお気に入りは、これ… サンゴは 骨になっても美しい

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竜宮城に行っていたような 少し浮き世離れした気分

…から戻って、現実の日々の暮らしのなかでも、最近、ベランダ・ガーデニングで鉢の植え替えなどに精を出している私… こんな透明の植木鉢がすっかり欲しくなってしまいました!

これから毎日、ベランダの鉢植えたちに水をやり、陽の当たりぐあいや風通し、虫よけや病気のこと等に心を配りながら… 目の前の緑の植物たちを、しっかり育てよう。 そうして、ときどき、このサンゴの飼育の水槽を憶い出し…
 

心のなかで、美しいサンゴたちをたくさん育てよう

心のなかに、いつもキラキラ歓び輝きながら射し込む光と、美しい水と、

サンゴ礁に集ってくるたくさんの生き物たちの

伸びやかで自由な姿を思い描いて… 

そこから湧き起こる穏やかな温かい愛の心で

自分自身も育んでいこう

そうして、いついかなるときも

温かく美しい 愛と光 を発していける私になろう

…どんな風に展開して行くのか、着地点がみえないままサンゴの写真に導かれて書き始めた今回のブログ…

書き進めるうちに、だんだんと自分の今の暮らしや心向きと結びつき
過去の大切な転機の記憶とも結びつき… 迷いのあったこれからの方向性に、かすかに光が射してきたような氣がします。

あらためて

このブログの場を与えていただき

写真を軸に自由に表現させていただいていることに… 

そして、水族館での撮影を思い立ったきっかけを与えてくださった方に… 

そしてそして、この拙い稿を読んでくださっている皆様に… 

心よりの感謝を捧げます

ありがとうございます

心からの 愛をこめて

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瞑想

2013年5月22日