Aquarium 2
ちょうど春分の日をすぎて…
いよいよ私も、今年の活動を始めなくっちゃ… と、子どもたちの春休みで混雑してしまう前に… 再び、しながわ水族館に行ってみました。
この日も、お昼過ぎから閉館時間まで… 持って行ったSDカードをすっかり使い切るまで、しっかり嵌って、撮影しつづけ。
前回の「水先案内」にも記したけれど… ふ と 直観的に “水族館に通って写したい!!” と感知して、写しながら方向性を見出して行こう、と思ってはいるものの… ただ水中の生き物の不思議な生態や色や形の美しさに魅せられて写しているだけでは… 実際に海に潜って野生の生き物たちをリアルに写しているわけでもなく、水族館にいる生き物たちも人工的に飼育されて展示ケースのなかに生かされているにすぎないのだから… それだけでは弱いなぁ。。 と、自分のなかでも “何故なの?” と問いかけながら。
今回は、あえて水族館ならではの展示ケースの内と外、を意識して選んでみました。
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おもしろいもので、この日は、もちろんトンネル水槽にも行ってみたけれど、前回、水先案内してくれた テングハギたちは全く見つけられなくて…

前回は気がつかなかった、こんなピンク色の まるで可憐なお花のようなクラゲを発見!!
無心になって写していて、ふと気がつくと、隣に立っていた小さな女の子が、たった一言 「美しい…」と呟いて。
幼い子なのに「カワイイ!!」とか「キレイ!!!」とはしゃがずに
「美しい…」と呟く、その感性に心地よい驚きを覚えます


なにかに絡み付いている状態から
尻尾を自ら離して浮遊している タツノオトシゴ。
自分とは何か… じっと内省しているかのよう

Garden Eel は、きっとムーミンのなかに出てくる ニョロニョロ のモデルだったのではないでしょうか…。でも南洋の生き物を、フィンランドのトーベ・ヤンソンさんが当時から知っていたのかどうか…?
優れた想像力、空想力のなせる技、かな

まるで枯れ葉のようなコノハウオ。本来はアマゾン川に棲息し、木の葉に擬体してあまり泳がずじっとしていて、近づいてきた小魚などを食べるのだそう。自分の身体の半分くらいの大きさのものまでは食べてしまえるそうで、案外、獰猛なんですね

この日の最後に辿り着いたのは アシカの水槽。かなりの早さで、水の中を同じ周回でグルグル泳ぎまわっていました。シャッターチャンスを狙って、しぶとくカメラを構えて写し続けていると… 向こうも私のことを何かしら感知しているよう、何度も目が合いました
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冒頭の タコも同様で、あきらかに私の存在を認知したらしく、だいぶ興奮して、いろんな姿態をガラス越しに見せてくれました。ガラスがあるから安全地帯なんだけれど…ガラスがなければ、とっくに私はタコの足と吸盤に絡めとられて…墨を吐きかけられたり、吞み込まれかけたり、しているんだろうな。
これから…飼育係でもない私が、水族館の生き物たちと心を通わせることができるのか… そもそも、そんな風に思うこと自体が人間の思い上がりなのか… 彼等は何を感じて、ここで生きているのか… そこから私は、なにかメッセージを感じとれるのだろうか…
まだまだ 自問自答の撮影は続きそうです
