plankton 〜浮遊生物〜 1
形が蛸に似ているから タコクラゲ というのだそうな
乳白色や褐色や淡い水色の仲間たちに混じって
2月に初めて しながわ水族館 へ行ったときには気づかなかった
なんとも綺麗なピンク色のクラゲを発見 !!

なんて美しいんでしょう♪♪
思わず 夢中になって 写してしまう


仲間たちと もつれ合うように 水面付近を浮遊していたり
そうかと思えば 脱力したかのように
流れのままに 水底へ沈んでいったり

家に帰って調べてみたら この タコクラゲ
関東以南の日本近海に棲息しているらしい
ご近所撮影の好きな私にとっては
熱帯の色鮮やかな珍しい海の生き物も素敵だけれど
やっぱり身近なところに生きているもののほうが
親しみが湧いてくる
しかも 細胞内に 褐虫藻が共生しているとのこと
褐虫藻がいるのなら からだが褐色でなくてピンク色なのは何故?
褐虫藻がいるなんて なんだかまるで サンゴ みたい
さらに調べてみたら 刺胞動物門に属するものとして
造礁サンゴやイソギンチャクと 同じ仲間なのだそう
サンゴと同じ仲間なら
褐虫藻との共生で からだの色がピンクでも 納得できる
サンゴ大好きな私には なんだか嬉しい発見です

ただ ふわふわと 水中を浮遊しているだけではなく
からだの中の褐虫藻に光合成をさせるために
水族館の照明により近い 水面付近を泳いでいるのだとわかり
さらに 美しく 愛おしく 感じられます
***
…この冬は 東京でも だいぶ寒い日がつづき
3月に入って 急に温かくなった
桜が ずいぶん早く咲き始め その後また冬の寒さに逆戻り
春の嵐のような 大風や大雨が 何度も吹き荒れた…
そんな天候にシンクロするかのように
私の心も 千々に乱れ 我ながら呆れるほど 大荒れし
ずいぶん久しぶりに 涙をたくさん流した
体内にとりこむ水を変えたこともあって
溜めこんだ毒素を洗い流す
浄化の涙なのかもしれない

そんなときに この 在るがままの姿を見ると
なんだか ふっ と 力が抜けてくる
海のなかでは 嵐のときなどは 沈んでいき
穏やかになると また浮くんだそうな
ちっぽけな個の思惑なんか まったく持たずに
ただ生命の神秘の導きのままに身を委ね
日々を浮沈している なんという その美しさ
***
福島第一原発では 高濃度の汚染水が
ずさんな工事と管理の貯水槽から漏れ出しつづけ
ボストンの爆弾テロ事件の衝撃も 冷めやらぬ ここ数日
日本国内のそこここでも世界中のあちらこちらでも
かなり大きな地震が頻発している
なんの感情も思考も 持たないはずの クラゲたち
からだの 約95% が水分でできている クラゲたち
祖先をたどれば
10億年以上前から地球に生きているという クラゲたち
地球の 宇宙の 意志を もの言わぬ姿で代弁するかのように
…人類は 何をやっているんだ…
と じっと 見つめられているような氣がします

